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2012年07月27日 更新

瀬戸焼異分野コラボレーション事業第1弾「イタリア料理×setoyaki style イベント」を開催しました。

瀬戸焼異分野コラボレーション事業第1弾「イタリア料理×setoyaki style イベント」を開催しました。

瀬戸焼振興協会では、7月26日(木)に平成23年度に策定した瀬戸市地場産業振興ビジョンに基づく、異業種コラボレーション事業の第1弾として、料理研究家中島和美氏(瀬戸市地場産業振興ビジョン策定委員)プロデュースにより、東京ソラマチにも出店する名古屋の名店Issare shu(名古屋市中区 取締役料理長 水口秀介氏)と瀬戸焼職人のコラボレーションイベントを実施しました。

窯元・作家が提案した自慢の器を水口シェフが自ら厳選し、この日のためだけに創作した唯一無二のコラボレーションコース料理を提供しました。

会場装飾をatelier NOUVEAU 佐藤志津氏が手掛けsetoyaki style の世界観をより一層引き立てました。
お客様には、食と器の専門家やIssare shu のお得意様をお迎えし、Armonia di tavola(食卓の調和)を体感していただき、新しいsetoyaki style の創出に向けた意見や評価をいただきました。

プロデュースした料理研究家の中島和美氏、水口秀介シェフ、参加した窯元及び参加されたお客様の声は以下のとおりです。

<プロデューサー 中島和美氏コメント>
瀬戸市地場産業振興ビジョン策定委員会の委員になったのをきっかけに、料理研究家として、瀬戸焼の振興に向けて、自分でも何かお手伝いをしたいと考えた。
やきものは、日常かかせないもので、特に食と器は切り離せない。せとやきの新たな可能性を見つけるため、これまであまり使われてこなかったイタリア料理とコラボするのは、面白いと考え、水口シェフに相談したとこら、トントン拍子に話しが進んだ。
一品目(お口取り)が運ばれた時のお客様の驚きの表情をみて、今回のイベントの成功を確信した。今後、他の料理やエスニック料理なんかも面白いと思う。

<水口秀介シェフコメント>
お客様から普段より料理に力強さがあったとの評価をいただいた。
5月31日の器の選定会以降、今日のイベントに向けて、 色のついた瀬戸焼とイタリアンについて、試行錯誤を重ね、一工夫も二工夫もしてきた成果であり、このコラボによって、1たす1が2ではなく、5になったパワーをお客様に感じとっていただいたと思う。
そのお客様に次回お越しいただいた時に、裏切らないように、さらに頑張って行こうという気持ちにもなった。
今回のイベントで、瀬戸焼の若手陶芸作家、芸術家と出会い新たな挑戦ができたことは、自分にとってもすごくよかった。今日を機に、今後も瀬戸焼を使った料理を提供してみたい。

<参加作家 寺田鉄平氏コメント>
イタリア料理でも瀬戸の器が使えることを実感した。日本料理だけでなく、イタリア料理においても、器を見て楽しんでもらえた。
また、自分の器にイタリア料理が盛りつけられる瞬間を厨房で真近に見たり、食べているお客さんを見て、器が使われる様子をイメージできるようになった。

<参加窯元 加藤達伸氏コメント>
イタリア料理に合う器作りに挑戦したことで、技術の向上ができた。また、今日来ていただいたお客さんへPRができた。

<参加者されたお客様の声>
・器が素晴らしかったので、料理の美味しさだけでなく、器を見る楽しみもあり、とても良かった。
・普段使う和食器とは違い、おしゃれな器だったので、見ていて楽しかった。
・イタリア料理に陶磁器が使ってあっても全然違和感がなかった。むしろ、料理を引き立てていた。

 

<窯元とお客様の交流>

<厨房の様子>

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